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リスト7月号-17月号-2

平成15年7月10日
総合食料局食料企画課
I 食料経済関係情報
1.一般経済 (基調判断)
景気は、おおむね横ばいとなっているが、このところ一部に弱い動きが見られる。
(景気動向指数(5月))
一致指数は2か月ぶりに50%を上回った。
(労働力(5月))
完全失業率(季節調整値)は前月と同率の5.4%。
2.家計・消費 (食料消費支出(5月、全世帯1人当たり))
外食、野菜・海藻の減少等によりやや減少。
3.物価 (国内企業物価(5月))
加工食品は依然として下落。農林水産物も下落。
(消費者物価(全国、5月))
食料は下落。生鮮食品を除く食料も下落。
4.企業動向 (食料品の小売売上高(5月))
コンビニエンスストアは引き続き増加したものの、百貨店、チェーンストアは減少。
(外食の売上高(5月、既存店))
焼肉ファミリーレストランで増加しているものの、全体では減少。
※2. 〜4.については、前年との対比である。

II 世界の穀物の需給と価格の動向
2003/04年度の世界全体の穀物生産量は、2.9%増(対前年度比、以下同じ。)の18億5,851万t、消費量は、1.1%増の19億2,131万tとなり、昨年と同様に消費量が生産量を上回ることとなる。期末在庫量は15.2%減の3億5,086万t、期末在庫率は3.5ポイント減の18.3%の見込み。

III 青果物・畜産物の需給・価格の動向(4月、前年対比)
青果物: 野菜は市場入荷量が減少、卸売価格は上昇(4月)。5月の市場入荷量、卸売価格は前年並み。
果実は4月、5月とともに、国産果実を中心に市場入荷量減、卸売価格上昇。
食肉: 家計購入量は牛肉は前年を上回る一方、豚肉及び鶏肉は前年を下回る。
卸売価格は牛肉は前年を上回る一方、豚肉及び鶏肉は前年を下回る。
牛乳・乳製品: 牛乳の家計購入量は14年6月から増加傾向。飲用牛乳等向け生乳処理量も増加。総合乳価も上昇。
鶏卵: 生産量は減少(3月)。家計購入量は前年を下回る。加工向け需要は減少。卸売価格は低下。


全国配合飼料流通量採卵用めす雛餌付羽数鶏卵相場
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