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農林水産省
厚生労働省



表示とタマゴの安心

たまご、その安心を食卓にのせて

  はじめに
日本には古くから生食(たまごかけごはん)という、わが国独自の食文化があります。そのためには、たまごは安全で新鮮なものでなくてはなりません。
常に、「安全なたまご」をお客さまにお届けするために、賞味期限表示をはじめ、家庭でのたまごの保存管理の方法などについて改めて見直して見ましょう。
また、身近な食品であるたまごが、いかに私たちの健康を担ってきたかを、最新の科学的な情報を盛り込みながら振り返ってみたいと思います。コレステロールへの誤解もとけ、一層たまごへの親近感がわくことでしょう。
これからも、毎日の食卓においしいたまごをおすすめします。
 


平成11年、食品衛生法施行規則の改定によって義務化された賞味期限表示は、たまごを安心して、「生食できる期限」を示したものです。確かな安心のメッセージであることを、皆さんに改めてご理解いただくために、賞味期限表示について見直してみましょう。おいしく健康によいたまごを、これからも、安心して食べていただくために。

消費者の皆様へ

 鳥インフルエンザの発生の際に、マスコミで報道された鶏・鶏卵の処分や移動制限等は、あくまで鳥への伝染防止の措置であり、鳥インフルエンザに関して、鶏卵は食品として安全であることを消費者の皆様にご理解を賜りますとともに、今後とも安全で栄養豊富な卵をお届け出来ますよう、業界挙げて頑張りますので、より一層の鶏卵のご利用をお願い申しあげます。

(一社)日本養鶏協会・一般社団法人日本鶏卵生産者協会   一般社団法人日本卵業協会

農水省HP:http://www.maff.go.jp  (一社)日本養鶏協会HP:http://www.jpa.or.jp
卵の安全性について

国産の鶏卵は、卵選別包装施設で、通常、厚生労働省の定める「衛生管理要領」に基づき殺菌剤で洗浄を行うなどウィルスの付着を防ぐ安全のための措置が講じられています。
万が一、食品に鳥インフルエンザウィルスがついたとしても、現在のところ、わが国においては、
ウィルスは酸に弱く、胃酸で不活化されると考えられること
ウィルスがヒトの細胞に入り込むための受容体は、鳥のものとは異なること
ウィルスは通常の加熱温度で容易に死滅するので、加熱(中心部 70℃瞬間)すればさらに安全
  という理由から、鶏卵を食べることによってヒトが鳥インフルエンザに感染することは考えられませんし、これまで鶏卵を食べることによって鳥インフルエンザがヒトに感染した例は、世界的に報告はありません。
  内閣府 食品安全委員会 HPより
  (さらに詳しく知りたい方はHP "http://www.fsc.go.jp" をご覧下さい)

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